年齢を重ねていくうちに、その心の揺れが少しずつ穏やかになってきた気がする。
どんなことが起きても「核心」を見ることに意識が向くようになったからじゃないかなぁ。
そうすると目の前で見えることにあまり右往左往しなくなってちょっと楽になったんです。
それと合わせて、自分自身の中にあるその人らしい「核心」を知ると言うことも大事だと思っていて。
私は、その自分の核心を知る、まさにその過程でなかなか苦戦中。
いつかどっかにも書いた気がするけど、「自分を知る」って案外難しいんだな、これが!
でもでも、いっぽんの芯があるとハッピーも増えるんじゃないかって思ってます。
今回の作品に使用したいびつなままでそれぞれに個性のある、
1本1本違う色てりのケシパールを見て「一本の芯」と言う言葉が頭に浮かんだんです。